lovefool

はてなダイアリー版(1995〜2018)の過去ログです。更新はありません。

iPadとゲーム専用機

takanabe2010-06-08



3年後ぐらいのことをぼんやり考えていて、iPadが2世代目3世代目になって機能と値段がこなれてくると、完全に任天堂の価格帯(1.5万〜2.5万)に食い込んできて、ホントの意味でファミリーコンピュータになっちゃうなぁ、と思った。その時、ゲームを主軸とした機械はどんな価値と意味を持っているだろうか。


ゲーム専用機でしかできないゲームはこれからもきっとあるだろうし、そういうオリジナリティを任天堂なんかのハードメーカーは追及していくんだろうけど、でもゲーム業界全体におけるゲーム専用機だけに向けた弾数は確実に減っていくんだろうな。今のWii市場みたいな感じ。


メールを打ちつつ音楽を聴いて、とか、ターミナル駅に向かいつつその先のチケットをケータイで予約だとか、マルチタスクが当たり前になった世界では、専用機としてのアドバンテージよりも、汎用機でなんとなく済んでしまうことのメリットの方が増えてくる。専用のカメラを毎日持ち歩く人と、ケータイのカメラで済ませる人の違いに似てる。品質は前者の方が良くても、人数で言ったら確実に後者の方が多い。


そうしたときに「ゲームが毎日必要な人」「時々だけどゲームにだけどっぷり浸かっていたい人」ってのがどれだけいるかってことだと思うんだよね。


今は、パッケージソフトといわゆる無料ソフトの間がぽっかり空いている状態。遊ぶ側からしてみたら、クオリティも内容もそれほど違わなかったりする部分も多くて、課金すればどっぷりその世界に入っていけるけど、1円も払わなくたってうすーく無限に遊んでいられるゲームもあったりで、なぜゲーム専用機と専用機にしか使えないパッケージを高いお金を払ってまで買わなきゃいけないかってことに、明解に答えられていない。でもそのままだと、作る労力と得るお金のバランスが見合わなくなってくるので、たぶん、中間的な課金の種類がもう1,2種増えてくるはず。「安藤ケンサク」とかさ、明らかにパッケージじゃない方が遊んでもらえそう。でも無料って感じでもなく。それはきっと昔のアーケードゲームっぽい都度課金に近い形に戻ったりするんじゃないかなって僕は思ってる。あるいははてなポイントみたいなチャージ制にも近いかもね。10円から1000円の間の、今のアイテム課金とは違った感触を持った、別の仕組み。


あとは3G回線に近いネット環境を、いかに電話会社を使わずに実現するかかな。3DSに一番期待してるのはそこかな。もちろん3G回線で、今の月額課金じゃない、小学生とかが参加しやすい方法があればそれでもいいけどね。もしそう言うことができるなら、ゲーム機がおもちゃとして生き残れる道はまだ残ってる気がする。