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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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映画「ロードオブザリング」

映画館で朝一番からロードオブザリングを見ました。すごかった!


僕は今まで自分が映画を見る時のスタンスを振り返ると、これはこういうテーマで描かれた映画のはずだからこのシーンはもっとこうあるべき、とか、あのシーンは逆効果とか、幹に対しての枝葉の形を見るような感じでいつも向き合ってきたんだけど、なんと言うか、つじつまとか、お話としての満足感(カタルシス)とかがまったく満たされないにもかかわらず、むちゃくちゃおなかいっぱいで、1800円のエンターテイメントとしておつりが帰ってくるぐらいのビジュアルショックがありましたよ。


3時間以上映画館の狭い座席に座って画面に集中するってのはしんどいことだと思います。できれば要点をおさえて、気の利いたところだけラッシュで見せて欲しいというだるい映画ってのも良くある話です。でもなんだろう。ロードオブザリングのお話は、登場人物の誰かの感情をなぞるわけでもなく、何かがきっちり解決するわけでもなく、視点としては相当俯瞰で描かれていて、しかも話も途中で終わっちゃう、そういう常識で考えるとかなり変な映画なんです。でもそこに描かれている世界が、本当にこの世のどこかに存在するパラレルワールドのような強さを持っていて、それを見ているだけでその説得力に圧倒されてしまうのでした。セットの数やサイズが尋常じゃないというところや、空想の世界なのに遠景から近景までの描写が実写と同じだけの密度を持っているところ、あるいはロケ先のニュージーランドにある地球のものとは思えない大自然の姿、そういうことに声も出ないほど包み込まれてしまうんですな。


会社の同僚に聞いたところ、あそこで使われているセットっていうのはニュージーランドで製作して、撮影まで1年間雨ざらしにしてリアリティを増加させたものなんだとか。なるほどー。通りで古びた感じが本物っぽいわけです。分かりやすく言うと、ファイナルファンタジーのハイクオリティなCGムービーの世界を本気で実写で作っちゃった、みたいな、そういうやばさ。わざわざCGでやんなくてよかったんじゃんって思えてしまう。主人公たちが訪れる各世界ごとに、キーカラーが違っているところとかも、効果的でさすが。DVDじゃなく映画館のでかいスクリーンで「体験」しておくべき別世界、そういうエンターテイメントとしてこの映画は「アリ!」と思ったのでした。続きが早く見たいと言うより、もっかい見たい。そんな感じ。

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だいぶいい感じになってきたけど、キーボードの向きはそれでいいの?