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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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2年目の3DS

クレジットカードのポイントが溜まったので2台目の3DSと交換しました。古い方は子供に貸し出すことにして、出かけるときなど、すれちがい通信を楽しんでいます。

ニンテンドー3DS アイスホワイト
任天堂 (2011-11-03)
売り上げランキング: 27

3DSの発売日、同時発売だったソフトがややパンチ不足で、しばらくは内蔵ソフトが一番楽しかったのを覚えています。今は「時のオカリナ」「スーパーマリオ3Dランド」「モンハン3G」「マリオカート7」「NEWラブプラス」などだいぶラインナップも充実してきましたが、それでもやっぱ内蔵ソフトの「すれ違いMii広場」こそが、3DSをじわじわと普及させた張本人のような気がしています。


もちろん当初の2万5000円という価格は挑戦的すぎましたし、1年を待たずして1万5000円という大幅な値下げも衝撃的でした。それでもソフトを足すとスタートで2万を超えることも珍しくないわけで、それを一人一台まで普及させる自信ってのはよほどの根拠がないといけないと思うのです。どんなキラーソフトもそれ一本ではその後のビジネスが続いていかないわけで、キラーソフトを裏で支える箸休め的な助演ソフトみたいなものが必要で、今のところ、それを結果うまく回しているのが「すれ違いMii広場」なんじゃないかと。


外出先で10人まですれ違った人を記録して、その人達の姿や名前、最近遊んだソフトに、伝えたい一言を聞けます。またその10人から、集めると3Dの1枚絵になるパズルのピースをひとかけらもらったり、その10人を使ってさらわれた王様を助けに行くRPG風のミニゲームが遊べます。この緩さと全部で5分以内に終わる工程の拘束感がとにかく丁度いい。


「今、何人すれ違ったかな」と街中で3DSを取り出して確認したり、そうやって手に持っている人を横目に「あ、今あの人とすれ違ったのかな?」と思いを馳せたり、見ず知らずの他人とすれ違っているつもりで「2回目だね!」とか言われてドキッとしたり。(すれ違い回数が多い人はRPG風ゲームの中でも特別強く活躍したりします)


「ソーシャル」という流行りの言葉を任天堂は意図して使っていないのですが、そういう目と手が届く範囲のドキドキ感とネットではなかなか確保されない安心感の両立が、ホントえらいなぁと。


同じようなことを去年12月に発売されたPSVitaも違った手法でトライしているのですが、子供に触れさせていい安心感みたいなものは、やっぱり格段に3DSの方がちゃんとしてるなと。そういうことを改めて思いました。