lovefool

たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

  ラヴフール(www.lovefool.jp) 

アクション・リアクション

takanabe2009-12-06



ラヴフールのプライベートモードをひっそりと解いたつもりでいたら、いろんな反応があった。


twitterでは、


「ラブフール復活だ。うれしい。」
「うぉlovefoolさんとこprivateモードだったと思ってたのに急にRSS流れて北コレ 」
「おぉ。lovefool復活の模様。Twitterもしてるようなのでフォローした。」
「lovefoolがオープンになってた。なんだか泣きそうになった。」
「takanabeさんのはてながプライベートモードから復帰してるな、なんか少しほっとした」
「祝・ラヴフール復活。これからまた楽しみにさせていただきます。」
「おかえりなさい。待ってましたよ!
「再開を見つけて、そこで仕事切り上げましたよ。思わず泣くとこでした。」
「おお、じぶんもたのしみにしてます」
「さしあたって2ヶ月分くらい未読消化しました。残りもじっくりと。」
「lovefool.jp、プライベートモードのままはてなに上がってくるのを成すすべもなく見守ってたので、嬉しい。」
「たかなべさんのサイトは僕の日常だったので復活してくれてうれしいです。 気づくの遅かったけど、ツイッターやっててよかった〜。」
「待ってました。私にとってラヴフールはみんなとの出会いの場所です。何かこみ上げてきそう。」
「うおおおラヴフール再開ーー!」
「会員制にでもなってたのかと思ってたよ。」
「ラヴフールさんが復活してうれしい」
「なんとなく目が覚めてしまい、iPhoneからはてなアンテナをチェックしたらずっとブライベートモードだったラブフールが復活してて嬉しさがこみ上げて来た。眠れやしねえ。」
「おかえりなさい。またタカナベさんの文章が読めるようになってホントに嬉しいです。」
「あっ ラブフールが全体公開にもどってる」
「ラブフールさんが帰ってきている・・・!」
「ちょ! サイト( http://www.lovefool.jp/ )含め、いつ復活したのさ!」
「lovefool.jpの復活きてたーーーー。」


2ちゃんねるにも


「ラヴフール復活」(誰も知らないって!)


僕としてはフツーに毎日見ていた画面だったし、自分用ブックマークを公開するかしないかだけの状態違いだったので(ホントの意味でプライベートモードだったので)すんごいびっくりした。1年以上も閉鎖同然だったサイトをポチっと公開し直した数時間後に、玄関の外の景色がすっかり変わったような感覚。


twittermixiと違って人間関係の非対称性に対応できてる点が自然だよね」みたいな話をspinnがしてて「そうだよなー、あらゆる関係って片思い同士の関心が偶然向き合っているだけの状態だもんなー」って思った。放っておいて自動更新されることより、時限式に古びたり、壊れたり、忘れたりすることの方が自然で、だからこそ、たとえ明日それが壊れてもなくなってもいいように、いつかはそこにあったはずの何かを大事にしないといけないんだなーって思えた。


「明日できることは今日やらなーい」って36年間ずっと思ってた人が、「今日の内にできることはもうないかな?」なんて、寝る前にそわそわしたりしてる。いや、でもまぁ、実際のアウトプット量はそれほど変わってないけどもね。8時間ぐっすり寝てるしね。ただ強い気持ちはいくつかの新しい行動を呼ぶし、その行動の蓄積が、次に向かい合うべき運命を手繰り寄せる。逆に言えば、行動しないことにはどんな居心地が良かった景色もただ色褪せていくだけで、そこから好転することは何もないんだ。


好きな相手に「好き」と言うか言わないかでためらったりする。でも、それを実際に相手の目を見て言って、聞いてもらえる時間は、自分が思っているよりずっとずっと短いし、機会も少ない。


半月前にも、初対面のクライアントに「ラヴフールのたかなべさんですよね?」って言われた。「お会いしたかったんです。いつ再開するんですか? 早く再開してください」と言われて、僕は面識もない相手に半笑いするしかなくて「あ、ありがとうございます。えっと、まぁ、気が向いたら、そのうち‥」とその時はあやふやに応えた。そのあともすぐに仕事の話に入らずに、いつか見たラヴフールの感想を熱めに聞かせてくれたり、そこで読み取った僕の体調を気遣ってくれたりした。そういうことも今回の公開に直接影響してる。誰かのアクションが誰かの気持ちを動かして、また次の新しいアクションを呼んでる。その連鎖を僕がリレーする。


そういうポジティブな気まぐれから、ドミノ倒しのように予想外の効果が起こって、僕の穏やかな日常にも変化が加わる。乗る電車や、叩くキーボード、窓から見える景色や、食事をする相手が変わって、そこからこぼれる偶然も少しずつ変わっていく。その中で、少しでもベターに今日を生きる。その繰り返し。連鎖にいい形で加わること。


長々と書いたけど、たくさんのリアクション、ホントありがとう。おかげでステキな37歳の誕生日を迎えられたよ。