- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2002/03/22
- メディア: DVD
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DVDでトゥームレイダーを見ました。アンジェリーナ・ジョリーの巨乳以外見るとこないよーという評判でしたが、僕の目的と合致していたのでその点はよかったです。
ストーリー的にはもう本っ当に見るところがない代りに、「トゥームレイダー」というゲームを素材にしたアンジェリーナ・ジョリーのイメージビデオとして考えると、なかなか見所が多かったような気がします。とにかくアクションのがんばりがすごい。ストーリー上の演出としてドキドキするというよりは、アクションに本気で向かい合ってるその姿にフツーに感動してしまう。言い方は悪いけど「新春スターかくし芸大会」のすんげえ豪華な奴みたい。最後感極まって泣いちゃってもいいくらい? ゴムひもで宙吊りになりながらのバレエのシーンとかやばいよ。普段からそういうことしている人なんじゃないかって思うぐらいにばっちり決まってるもの。ストーリーのことでちょっとまじめなことを言っておくと、主人公に弱さやもろさが感じられないところが気になった。弱さがないことが逆にスーパーウーマンっぽさを突き抜けたものに感じさせてないってとこかな。愛する人が「もう死んだ父」っていう設定が弱い。守るべきものがあってこその「強さ」であり「冒険(無謀)」だと思うんだよねぇ。その筋を通すだけで全体がきゅっと締まって、感情移入もしやすかったんじゃないかって思います。
DVD特典として、いろんなバージョンの予告編を見ることが出来ました。どのバージョンも「こう見せたい」という狙いがはっきりしていて、例えば「考古学っぽい謎」を強調したもの、「サスペンスっぽい人間ドラマ」を強調したもの、「アクションのテンポのよさ」を強調したもの、「主演女優の魅力」に迫ったものといった具合に編集の仕方でこうも感触が変わるかっていうフィルムの魔術を目の当たりにした感じです。すんげえ勉強になりました。日本版のCMは「主演女優の魅力」だけに絞り込まれていました。ま、正解といえば正解。
最近、こっそり文章をまた書き始めてます。なかなか見せられるものにならなくてへこみ中ですが、ま、一回恥かいてからの方がペンも進むだろうということで習作をひとつ公開。
スーパーカーの新作アルバムから一番のお気に入り「STARLINE」をいじってみました。
下の方に元の詞と、ナカコーのコメントを転載しておきます。あの音と詞が織り成す想像を絶するきらびやかさを文章オンリーで表現するには程遠いですけど、リハビリ中ということでご勘弁を。