lovefool

たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

  ラヴフール(www.lovefool.jp) 

表出する意識と無意識

takanabe2005-10-04



20代前半や、もっと言えばちゃんと野望を持っている若者に言っておきたいことがひとつだけある。それは「あればいいのにな」と思っていることは、30代でほぼ確実に現実のものとなると言うこと。


別に自分にその実力がなくても、似たヴィジョンと実現力を持った同じ世代の奴が必ずそれをモノにする。


幾度となく思い返すもののひとつに、友人の母親が僕に語った話がある。


「あなたたちはベビーブームでしょう? それはつまりあなたたちを生んだ私たちもベビーブームだったってことなの。ベビーブームっていいことがひとつあるのよ。分かる?」
「さぁ」
「ベビーブームは人数が多いでしょう? だから私たちやあなたたちが支持したものは、大きなブームになるのよ。社会を動かすの」


中学生だった僕はすげーショックだった。ブームってのはただの結果か、あるいはマーケティング的な仕掛けが起こすある種の悪意だぐらいにしか思っていなかったから。


何事にもきっかけ(集団無意識)があって、それを実現したい気持ちが、いつかどこかで誰かの実力にマッチして形になり、それを伝える(伝えたい)エネルギーがあって、世に広まって行く。その数が多ければ、精度や完成度は高まり、より大きな社会の力になる。そういうシンプルなことに気づけた瞬間だった。


そして30代でなぜ叶うかと言えば、それは自分の同級生が会社を動かせるだけの力を持つ時期で、それはつまり同級生が意識下、無意識下に信じていることが社会に表出することを現すからです。


僕は何一つまだ偉いことをしてないけど、僕が20前後の頃、遥かにもっと幼い形でもやもやと抱いていたヴィジョンは、他のすごい天才によって「たまごっち」になったり「どうぶつの森」になったり「家庭用プラネタリウム」になったりした。まだ名前がない他のヴィジョンも、きっと遠くない未来に形や名前を与えられるという実感がある。そういう世界に生きていると、ものすごい時間軸を伸ばしたドラえもんがそばにいるみたいで、とても楽しい。自分に出来ることはすごく些細なことだけど、同じように他の誰かの無意識を拾って、形を与え続けたいと思う。社会に関与するって言うのは、あらゆる意味でサービス業だと思うけど、モノつくりの喜びとサービスが最初にクロスするのはそこがスタート地点なんだと思う。

バイオハザード4(9)


何度撃ってもすぐ再生する意地悪な敵をかいくぐって先に進むと、ショベルカーでずんどこ壁を壊しながらドライブするステージへ。ごく自然にギャルが運転の担当してますけどどういうスキルですか? 大型免許でも持ってるギャルなんでしょうか。道中、どんどん村人が乗り込んでくるのはいいけど、突っ込んでくるトラックを爆破しないと4秒ぐらいで一発死にで、10回ぐらい死んだ。そんで先に進むと、司祭みたいなボスにまたギャルが連れて行かれた。もうまじどうでもいい。他のタイトルで出て来たっぽいクラウザーと言うグリーンベレーみたいなかっこうした人が出てきて、ナイフをタイミングアクションでかわす。またチャイナドレスが出てきて助けてくれた。その先に進むとバイオハザードの映画に出てきたレーザーの防犯装置が出てきて、タイミングアクションでかわす。映画みたいだ! 洞窟を歩いて行くとコンテナが宙吊りになってて、なんかモンスターに頭上を狙われつつ、コンテナ迷路を解く遊びをやらされる。出口の見た目が分かりづらいけどけっこう面白い。なんとか脱出したと思ったらそのモンスターと一騎打ち。銃弾が底を尽きる。でもバイオハザードは弾がないときの方がドキドキして面白い。またクラウザーが出てきて、3つの紋章を集めないと先に進めないし、1つは自分が持ってるとか言う。ボウガンで狙い撃ちされたり、至近距離でナイフを振り回されたり、閃光弾で忍者のように消えたり、すげードキドキしながら紋章を探す。でも結構銃弾を使ったのに、イベント縛りで無敵っぽいのには閉口。結局寄生虫仲間になっていたクラウザーを倒して脱出。時々挑発するセリフに「(A)答える」っていうコマンドが出てきて面白かった。先に進むと武装した村人がうじゃうじゃいて、銃弾がないから困り果てていたら、仲間の武装ヘリがやってきて一掃してくれた。こりゃー心強いぜーっと思ったけど、でも、どうやってゲームにするんだろうと思ったら、味方のヘリは、敵の基地を壊してくれるけど、自分もその破壊に巻き込まれないように逃げないといけなかった。なるほどなぁ。二人の協力で無事壊滅、と思ったら、ヘリは敵に撃ち落とされた。と言うか撃ち落される前、「帰ったら、一杯やるか」とかってやり取りを、ギャルも寄生虫もボスもまるで解決しないまま話している二人を見て「あー、終わった終わった」と思ってしまっていたのは内緒だ。