紫陽花の向こうに、いつも君を見てた。小さな虹を乗せた雨露を放さずにいた。汗を浮かべて上気した君の首筋。甘く溶けた赤いドロップの味。裸足で駆けてたあの頃を思い出すように、今年もなっちゃんのことを思った。 「メールばっか見てないで、仕事しろ仕事…
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