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映画「アリスインワンダーランド」

世界的な名作「ふしぎの国のアリス」をベースにティム・バートン監督がオリジナル続編として作ったのが、この「アリスインワンダーランド」です。


19歳になりモラトリアム真っ只中のアリスが再びふしぎの国に迷い込んで、国の危機を救う、というお話。設定はすばらしいので期待したんですが、キャラクターの造形や背景のデザインセンスこそ、彼独自のものが反映されているものの、それ以外の脚本やら、奥行き感はかなり薄味でした。ジョニー・デップが出てれば、世界の女子は話とかどうでもいいんだろ?と悪びれたくもなります。


ふしぎなのは「チャーリーとチョコレート工場」でもそうだったんですが、子供じみた主役が、成長物語の機能を持っているはずの2時間を経ても、結局いつも何も成長してない!ってのは、なんなんだろう? わざとやっているに違いないんですが理由がわかりません。「人は2時間で成長なんかしない」みたいな? さすがにそこまでシンプルじゃないか。


19歳になり、アリスが子供じみた妄想から、現実社会に取り込まれるかどうかを迫られる段階になりました。偶然その妄想の根源であるふしぎの国に再び迷い込むと、子供のころ見たその世界とはうって変わって、ふしぎの国は存亡の窮地にさらされています。独裁的な悪がファンタジーの存在を許さないからです。そこでアリスは自ら剣を取り、大人社会の変わり身である悪を倒すと、ふしぎの国に平和が戻りました。ふしぎの国の住人達は「さっすがアリスだ! この国にずっと残って女王になっておくれよ」ってすがって頼むんだけど、アリスは「ありがとう、でも私には戻らないといけない場所があるの」と言って、居心地のいい妄想を捨て、自ら現実世界に帰っていく。でも妄想も100%切り捨てたわけじゃないよ? いつでも一緒だよ? みたいなベタベタなやつで、十分3倍は楽しめたはずなんだけどな。


チェシャ猫の消え方/現れ方だけが異様にかっこよかったです。

1,900万アカウントを調査した結果;10人以上フォローしていて、10人以上からフォローされていて、10回以上ツイートしているユーザーは、総アカウント数の21%だっ たそうです。

http://kazukij.tumblr.com/post/646712959/1-900