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はてなダイアリー版(1995〜2018)の過去ログです。更新はありません。

体験版パラドックス

takanabe2008-01-10



PS3とかxbox360とかWiiにはネットワーク機能があるので、家にいながらにして昔より簡単に体験版が手に入る。とても便利な時代だ。でも体験版をダウンロードして(店頭やショーでディスクをもらってでもいいけど)、製品版を店頭に買いに行ったことは今まで一度もない。何でかというと、そのゲームの出来の良し悪しももちろんあるけど「コントローラで初めてそれを操作する」っていう部分に、僕はやっぱ代金の大半を費やしてるんだなって思うからです。触ってみないと伝わりにくい魅力があるから、わざわざ手間隙掛けて体験版を用意しているのに、それに触ったことで、ゲームソフトを買うモチベーションの大半が失われるというパラドックス。遊園地で言うとフリーパスチケットを買う感覚? きっと代金以上に楽しめる仕掛けがあるに違いないと思ってちょっとした覚悟とともにまとまったお金を払って、最初のアトラクションに触るときの真剣さをはらんだドキドキに対して、体験版はなんか失礼な気がしてる。もちろん良いところもある。ノーマークだったジャンルの意外な名作に出会う可能性だとか、期待はずれの出来のものをスルーできて無駄遣いが減るところとか。でもやっぱ当たり外れも含めて僕なんかはやっぱゲームです。あとネットワークで体験版配信なのに、製品版は店まで歩いて買いに来て!ってのもなんかちぐはぐっぽいよね。そういう意味ではネット上で体験版を解除して製品版にするような完結している仕組みのもののほうが好きかな。あと仕事上いろんなゲームに触れておく必要があるので、一通りなんとなく見ておくっていう軽いレベルでは体験版はすごい助かります。要するにユーザーとしての感覚的には嫌だけど、作り手としてはすごいお世話になっているって言う、そこもまたパラドックス