■

後輩の席で出来上がったプログラムに「あーでもないこーでもない」とナンクセをつけていたら、その後輩が身を翻すように机の下に滑り込んだので「？」と思った直後、大きな地震がやってきた。揺れ方が鋭かったので「あー、もし今死んだら、僕はこのゲームの完成を見ずに死ぬんだな」と揺れるテレビやダンボールを見ながら思った。でももちろんそんなことは少しもなくて、会社のエレベーターがちょっと止まっただけだった。

その後もフツーに長い打ち合わせが3本続いた。たぶんそれは幸せなことなんだろう。もっともっと体力と気力が欲しい。一緒に前に進もうと思ってくれる人がいる限りはね。家族よりも多くの時間を共にしてるんだしね。

今日はいろんな人の仕事の節々を繋ぎながら、なんかこれ生態系とか人の体みたいだ、と思った。生態系ゲームを遊ぶ神様視点とか、脳のパルスを各部位に伝えるレセプターみたいなものをふと思い描いた。